若者世代「3組に1組は年上妻」という驚く結婚事情 厚生労働省が公開した婚姻届の集計データを分析

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夫17歳のカップルについては元の母数が少ない(24組)ため参考値ですが、18歳から24歳の20代前半までの男性では、どの年齢でみても約4割が年上妻との結婚となっています。17歳から24歳までの「20代前半までの最若手男性」の合計では、年上妻との結婚は37.3%にのぼります。

次に29歳までの「20代までの若い男性すべて」の結婚でみると、31.1%が年上妻との結婚といった状況です。つまり、若い世代では約3組に1組、年上妻婚の時代となっています。これは2021年の実績からほとんど変化がなく、割合継続という状況です。

物言わぬ女性より頼りあえる女性の時代へ

前回の「お金持ちに選ばれる女性の職業」のコラムでも説明しましたが、教育水準や法環境が大きく変わる中で、理想の夫婦像も中高年と若者との間では男女ともに大きな違いが生じています。

お金持ち男性であっても、若い男性であっても、トレンドは「物言わぬ女性よりも頼れる(頼りあえる)女性」となってきていることは非常に興味深いと思います。

教育水準でみると今の20代は男女の差がほとんどありませんので必然的な変化とも言えるかもしれません。

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