ダイハツの軽「ムーヴキャンバス」発売1年通信簿 軽ハイトワゴンでムーヴが選ばれる理由とは
ダイハツの「ムーヴキャンバス」は、昨年7月のフルモデルチェンジ以降、順調な販売台数を堅持し、ダイハツの新車販売における戦力となっている。
軽乗用車販売の1位は、ホンダ「N-BOX」が不動の地位を占めているが、じつは2位にダイハツの「タント」がおり、3位は同社の「ムーヴ」とスズキ「スペーシア」が鎬を削りあっている。N-BOX、タント、スペーシアがいずれもスーパーハイトワゴンであるのに対し、ムーヴはやや車高の低いハイトワゴンで、競合としてはスズキ「ワゴンR」やホンダ「N-WGN」となる。それらは、7月の販売統計で、ワゴンRが6位、N-WGNは14位であり、スーパーハイトワゴンと競い合えるハイトワゴンは、ムーヴをおいてほかにないといった状況だ。
なぜムーヴが売れるのか?キーワードはキャンバス
では、なぜムーヴだけが、ハイトワゴンでありながら高い人気を得られているのか。
それは派生車種としてのムーヴキャンバスがあるからだ。軽乗用車販売ランキングでは、車名の頭にムーヴとつくため、ムーヴとムーヴキャンバスを合わせた販売台数の統計値となっている。結果的にムーヴが3位となっている。
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