東山氏、ジュリー氏、井ノ原氏の心情を表情で分析 「冷静、苦悩、歯がゆさ」三者三様の感情が表出
ジャニーズ事務所にたてつくと、メディアとしては番組にジャニーズタレントを起用できなくなったり、ジャニーズを去った芸能人としては芸能界で活動しづらくなったりする恐れがあるため、皆、忖度し、ジャニーズの批判はしないと。
これに対し東山氏は、ジャニーズに対する忖度は「必要ない」と答えます。一方、井ノ原氏は、次のように答えます。
「1度(忖度を)なくしますって言っても、急になくなるものじゃないと思うんですよ。 オッケーっておっしゃいましたけど、そういうもんじゃないと思うんですよ。…中略…それを正さなきゃいけないと思ってて、だから毎日やっているんです」と、ときに眉を引き上げながら、自身の発言を強調し、ときに顔をゆがめながら歯がゆさを訴えます。表情が大きく動いていることから、強い感情が込められている様子がわかります。
井ノ原氏にはまだ訴えたいことが…
また、ジャニー氏の性加害の認識について質問され、「その時(井ノ原氏が事務所に入所した小学6年時)すでにそういった本が出ていまして、周りもみんな、仲間たちも『そうなのかな』というような噂は、まあしてましたね。『そうなったらどうしよう』という話もしてました」と答えながら、時折、口周りに力を込め、当時の感情が蘇らせながら回答している様子がうかがえます。
その他の質問についても、マニピュレーターが見られ、井ノ原氏には、まだまだ語りたい、訴えたいことがあるように見受けられました。
今会見で、まだまだ具体的なことは示されていませんが、少なくとも、事実認定、謝罪、救済の3点が認められたことは被害者の方にとって評価できることかもしれません。東山氏の「これからの僕たちを見てください」という言葉に期待しつつ、分析を終えます。
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