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「eスポーツ部」の発足で会社の雰囲気が一変 20代~50代、社長まで参加し組織は一体化

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若手から中堅社員、社長までも集う部活で空気が変わった。

eスポーツ部のオンラインゲームの様子
部員は22名に。取引先とも対戦するなど、ビジネスにも一役買っている

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ビジネスパーソンの間で今、「心理的安全性」という言葉が大きな関心を集めるようになってきた。企業などの組織や自身の仕事を一変させるこの言葉の意味とは何か。『週刊東洋経済』9月2日号では「『心理的安全性』超入門」を特集。注目キーワードのすべてを解説する。
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島根県出雲市に本社を置き、パナソニックの家電、住宅設備の卸売業などを手がける、山陰パナソニック。年功序列など旧来の社内風土を変え、若手社員も安心して働ける環境づくりに取り組んでいる。

事例の1つが、2020年に発足したeスポーツ部だ。「社長の渡部(幸太郎氏)がゲーム好きだったこともあるが、コロナ禍でもコミュニケーションが図れ、若手社員も一緒になり気軽に楽しめると考えた」(経営管理本部 人財戦略部 多様性推進担当の船井亜由美氏)。

同社の営業拠点は島根、鳥取の両県にあるが、仕事を終えた20〜50代の部員がそれぞれの会議室に集まりオンラインで対抗戦を行う。宿泊施設にはゲーム機を持ち込んで「合宿」を開催。「社員が同じ土俵で対戦や会話をすることで、円滑な人間関係につながっている」という。

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