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WBCでの日本優勝のカギは心理的安全性だった 栗山監督とダルビッシュ選手が果たした役割

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WBCで投球するダルビッシュ有選手
若手から「学びたい」という姿勢を見せたダルビッシュ有選手(写真:AFP=時事)

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ビジネスパーソンの間で今、「心理的安全性」という言葉が大きな関心を集めるようになってきた。企業などの組織や自身の仕事を一変させるこの言葉の意味とは何か。『週刊東洋経済』9月2日号では「『心理的安全性』超入門」を特集。注目キーワードのすべてを解説する。
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昨今の日本の団体競技の躍進は目覚ましいものがある。記憶に新しいところでいえば野球日本代表「侍ジャパン」のWBC(ワールドベースボールクラシック)優勝や昨年のサッカー日本代表のドイツやスペインを破ってのワールドカップ16強進出、カーリングの女子日本代表となった「ロコ・ソラーレ」の北京五輪での銀メダルなど枚挙にいとまがない。本稿ではそんな団体競技の躍進から心理的安全性の重要性を考察していきたい。

まずはカーリングだ。この競技はストーンを投じる個人の力量と、それをコントロールするチームワークや戦略が求められる。いわば個人競技とチーム競技の掛け算でできている。

フィフスの存在

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