ビジネスパーソンの間で今、「心理的安全性」という言葉が大きな関心を集めるようになってきた。企業などの組織や自身の仕事を一変させるこの言葉の意味とは何か。『週刊東洋経済』9月2日号では「『心理的安全性』超入門」を特集。注目キーワードのすべてを解説する。
組織の成長に欠かすことができない、心理的安全性。これに深く関わるのが「言語化」だ。
言語化とは、「どう伝えるか」ではなく「何を伝えるか」「どう表現すれば相手に適切な行動を促せるか」を念頭に置き、言葉を発することだ。例えば、セールス担当者はどうすれば売り上げを伸ばせるか、どんなPRが効果的かなど、「どう(How)」を意識しがちだが、買い手は「何(What)」を求めている。
商品が売れるのは伝え方を工夫したからではなく、欲しいと思わせる要素があるからだ。どう伝えるかも大事だが、その前に考えるべきことは「何を伝えたら買ってくれるか」。これを言語化を通じて実現するのだ。
具体的な行動がわからない
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