大戸屋の「800円モーニング」に心あたたまった朝 少し高めの価格設定だけど、店内調理に魅力

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調味料ブース。ふりかけのほか、しょうゆ、ソース、七味も大戸屋ロゴが入っている(筆者撮影)

テーブルに備え付けられている「ごまめしお」ふりかけで食べるのがお気に入りです。ごましおプラス、炒った大豆のクラッシュが入っていて、香ばしい歯ごたえと香りが癖になる味です。

「大戸屋」のホームページによれば、味噌汁も季節によって味噌を使い分けているそうで、一見すると「ちょっと豪華な朝定食」なのですが、店内調理に、素材選定、調理方法まで随所にこだわった、実は「大戸屋」の魅力がつまったメニューになっていました。

朝から体に優しい和食を食べる……そんな何気なくもステキな時間を過ごして、身も心もあたたまる朝となりました。

味噌汁の具はわかめのみ。ホームページによると、夏は信州合わせ味噌を使用しているそう(筆者撮影)

大戸屋はいまも店内調理にこだわっている

「大戸屋」は、2019年にお家騒動を発端として、「牛角」や「かっぱ寿司」「フレッシュネスバーガー」などを運営する「株式会社コロワイド」が、敵対的TOB(株式の公開買い付け)に乗り出したことが、テレビのニュースなどでも大きく取り上げられ、話題となりました。

2015年に創業者で社長の三森久実氏急逝をきっかけに、創業家と当時の経営陣によるお家騒動が勃発し、敵対的TOBに発展した(筆者撮影)
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