フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油と下味をつけた豚肉を入れ、中火にかけます。豚肉を広げ、片面に焦げ目をつけましょう。
焦げ目がついたらピーマンを一気に加えて、ざっくりと混ぜます。塩小さじ1/4で下味をつけ、フライパンの底に広げ、2〜3回混ぜながら1分〜1分30秒加熱し、全体がしんなりしたら一度、火を止めます。
合わせ調味料をつくります。ポイントはここに加える「水」です。
そうめんを炒めるとき「ダマになってしまった」という経験はありませんか? それを防ぐために調べてみるとゆでたそうめんに油を絡めたり、マヨネーズで和えたり……とさまざまな工夫が散見されますが、もっといい方法があります。
そうめん同士がくっつくのは、麺の表面から溶け出したデンプンが接着剤になるからです。炒めそうめんの場合、加熱時間が長くなると水分が蒸発し、麺同士がくっついてしまいます。デンプンを希釈すれば麺同士は離れるので、油ではなく水を加えるのが正解なのです。
総菜として販売されるそうめんには「ほぐし水」という小さなパックがついていますが、それと同じ原理。仕上がりの水分量を意識するだけで、料理のレベルは上がるはずです。
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