「5月に売れ」は、ホントに終わったのか

日本株の「下落警戒レベル」を考える

このあと、株価はどっちに動く?(Andy Dean / PIXTA)

日経平均株価は4月に15年ぶりの2万円台を回復した後、世界的な株安・債券安に巻き込まれる形で一時1万9000円台前半まで調整。なお米国の格言「Sell in May」(5月に売れ)が頭をよぎるが、カリスマ投資家の内田衛氏はどう考えているのか。いつものように株日記を振り返りつつ、相場を展望してみよう。

日経平均538円安!「Sell in May」は正しかった!?

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【4月27日(月)】ホームセンター業界首位のDCMホールディングス(3050)が、31円高の1001円と1000円超えを達成。優待目的で保有していたが、4月15日に950円で全株売ってしまった。売り目標株価を1000円にしていたのを950円に下げて売り約定を優先したのだが、こんなに早く1000円になるなんて悔しい。日経平均株価は、36円安の1万9983円と2万円割れ。

【4月28日(火)】午前3時、日経225先物は、80円高の2万0080円。NYダウは、42ドル安の1万8037ドルと小幅安。格付け会社のフィッチ・レーティングスは、日本国債の格付けを1段階下げて「A」にすると発表した。

理由は、日本政府が、消費税先送りの影響を相殺する措置を講じていないことを理由に挙げた。しかし、日経平均は、75円高の2万0058円と反発。22時55分、東北地盤の携帯販売会社の京王ズホールディングス(3731)が、5月29日付けで上場廃止と発表し、整理銘柄指定へ。本日の終値は、2円高の451円。上場廃止で株主価値がなくなってしまうわけではないが、451円はちょっと高いかな。

【4月29日(水)】NYダウは、72ドル高の1万8110ドルと小反発。米国の1~3月のGDP速報値が年0.2%達成に急減速。

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