バリスタがもてなす「マックカフェ」別業態の正体 マクドナルド「本気カフェ宣言」で国内249店に

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少し補足すると、マクドナルドのスイーツメニューは、ホットアップルパイ、マックシェイクやフロートなど。4月26日から期間限定で、プリンパイなど「喫茶マック」の3商品(写真)も販売中だ(5月下旬までの予定。提供数に達して販売終了する場合もあり)。

一方のマックカフェ バイ バリスタには、マカロンやケーキ、フラッペ、スムージーもある。店内では、フロア内に通常カウンターと専用カウンターが両立するので飲食目的に応じて間違えないようにしたい。

マックカフェ バイ バリスタの店内飲食で提供される容器(筆者撮影)
期間限定の「喫茶店のプリンパイ」「喫茶店のコーヒーゼリーパフェ」「喫茶店のクリームソーダ」の3品。こちらはマクドナルドの通常カウンターで注文する(写真:日本マクドナルド)

差別化しつつ、「入りやすさ」はキープ

以前の取材で、亀井さんがマクドナルドの特徴の1つをこう説明していた。

「マクドナルドは1人でも、友人や知人と一緒でも、ご家族と一緒でも気軽に入れるお店で、『誰でも、いつでも』の手軽さも持ち味です。メニューを注文する時も緊張しません」

「マックカフェ バイ バリスタ」は、それとは違う上質感を打ち出しているのだろうか。

「来店いただくお客さまの層もそんなに分かれておらず、カジュアルさや親しみやすさは変わりません。ただ、マックカフェ バイ バリスタは、バリスタの裁量に委ねる部分も多く、ご注文されたお客さまに向けて、プレートにメッセージを書いたり、ラテアートを描いたり、バリスタ1人ひとりがおもてなしを工夫しています」(亀井さん)

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