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戦略の理想「ブルーオーシャン」の大きな落とし穴 AO入試でわかる「競争と無関係」が一番の理由

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  • 山脇 秀樹 ピーター・F・ドラッカー経営大学院教授
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これが上手くいけば、まさに誰もが願ったり叶ったりの戦略で、至極ごもっともなのですが、さて実際にどうすれば競争相手のサメのいない場所を見つけられるのかいな、という疑問にみなさんはすぐに打ち当たるのではないでしょうか。

一方、競争相手がたくさん存在している市場、つまりレッドオーシャンと呼ばれる市場に参入して成功を収めるには、消費者の目に留まり、購入してもらわねばなりません。

競争に勝つためにブランドが必要

そこで、大切になるのが、製品やサービス、そして企業のブランドです。

ブランドというとロゴを思い出す方も多いと思いますが、消費者の目に留まり、そして購入の決断をしてもらうためには、製品と企業のロゴだけではダメです。そのロゴを裏打ちする製品の質、機能性、デザイン、価格、顧客サービス、お店の立地、アフターサービス、広告、そしてイメージまでもが兼ね備わっていなければいけません。

さらには、企業の組織、文化、歴史、ナラティブ(物語)、パーソナリティも、ブランドと総合的な競争力を築くための特性です。

ブランドは消費者、顧客、ユーザーに、彼ら/彼女らの視点から見て、その製品と企業がいかに他の製品、他の企業と違うかを識別、認識してもらうことにあります。

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【AO入試の本質的な意味】

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