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新NISA、選ぶ基準は「先進国」「大規模」[流入超」だ NISA対象投信の純資産総額ベスト&ワースト20

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2024年からスタートする「新NISA」。現行のつみたてNISAの傾向も踏まえ、商品選びのキーワードを紹介する。

NISAとプリントされたブロックとグラフ資料
投信初心者でも大まかな方向性はつかんでおきたい(写真:小野真志 / PIXTA)

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2024年から始まる新NISA(少額投資非課税制度)。具体的にどんな商品を買えばいいのか。

実際にはまだ1年近くあり、何を買うべきか、今から予測するのは難しい。とはいえ、現行の一般NISAつみたてNISAを含め、どんな視点で投資するのがベターか、考えることはできる。

新NISAでは生涯1800万円の範囲内なら、何度でも売買できる。中には、「つみたて投資枠」よりも「成長投資枠」を積極活用し、年240万円を上限に売買を繰り返す人も出てくる。そういう使い方をする人は、将来の成長が期待される投資信託より、株価の値動きが激しい株を買うだろう。

今のつみたてNISA対象投信は210本以上

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貯蓄から資産形成への流れを作るうえで中心的な商品は、やはり投信になる。投信を長期で保有する、あるいは長期間積み立てていくことが、新NISAの最もオーソドックスな活用法だ。ただ、投信にしても、レバレッジを利かせたものは成長投資枠の対象外なので、留意しておきたい。

投信を選ぶ場合、何を判断基準にするか、悩むところだ。それこそつみたてNISAの対象ファンドだけを取っても、218本ある。もちろん、国内で設定・運用されている追加型株式投信は5000本以上もあるので、相当程度まで絞り込まれているといえよう。それでも新NISAをきっかけに、初めて投信による資産形成に取り組む人にとって、選ぶ際のポイントは3つある。

第1は投資対象だ。初めて投信を購入するなら、月並みではあるが、すべてのマーケットに分散投資したファンドを選ぶのが無難といえる。できるだけ投資リスクを抑えたいのであれば、先進国各国に分散投資できるインデックスファンドが適している。

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