韓国で話題になった日本での「わさびテロ」その後 日韓メディアに次々取り上げられた店の言い分

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東亜日報も「日本のすし店、大量のわさびで韓国人にテロ」(1月8日)と報じた。新聞は、すし店のレビューサイトに低評価をつける動きが広がっていることに注目。

国民日報は「わさびテロ、日本のすし店のレビューサイトには“韓国人はくるな”」(1月9日)という見出しの記事を掲載した。すし店のレビューサイトに低評価をつける韓国側の動きに対抗する形で、「韓国人に負けるな」「韓国人が来なくなって店の雰囲気がよくなった」といった店を応援する書き込みが増えている現象を紹介した。

韓国人からすれば「またか」という反応

1つの店の行為になぜここまでの関心が集まったのか。それは、過去にも同様の騒ぎがあったからだ。

韓国で「わさびテロ」という言葉は2016年から使われている。当時、日本に関する情報を共有するSNSに、韓国人観光客が大阪難波にあるすし店で大量のわさびを入れたすしが提供される被害を受けたという事例が報告された後、同様の被害を訴える書き込みが相次いだ。当時店側は謝罪したが、これをきっかけに「わさびテロ」という新造語が誕生した。

冒頭のすし店を運営する事業会社は1月12日、「レビューに関して配慮に欠ける不適切な表現で皆さまに不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます」とするコメントをホームページ上に発表。「今回多くのご意見をいただき深く反省するとともに、お客様にご迷惑をおかけしお騒がせする事態となりましたことを心よりお詫び申し上げます」としている。

コメントでは「わさびを大量に入れたかどうか」の事実がわからなかったので、担当者に話を聞くと、「実際に写真にあるようなわさびの量で提供したのかどうかはお客様が飲食されている間始終みていたわけではないので確認はできかねますが、意図的にわさびの量を増やしたということは決してございません。ただ、細心の注意を払ってお寿司にわさびを均等に入れて握っていますが、その中でわさびの量が適切でない寿司もあったかもしれません。その点に関してはお客様に不快な思いをさせてしまい申し訳ございません」と回答。

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