韓国で話題になった日本での「わさびテロ」その後 日韓メディアに次々取り上げられた店の言い分

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投稿者は大量のわさびが入っているすしが写っている1枚の写真も一緒に投稿した。投稿者は店側に抗議し詳しい事情を聞きたかったが、日本語があまりできず、事情を知ることができなかったという。さらに、投稿者は、こうつづっている。

「最初は店側の不手際で大量のわさびが入ってしまったかもしれないと思ったが、抗議に対する店員の反応をみて、これは意図的だと感じた」

しかし、投稿者は確信がなかったのか、「(意図的だと思う)私の判断が間違いかもしれない。皆さんはどう思いますか」と助言を求めた。投稿者に「その店のグーグルレビューサイトに投稿してみるのはどうか」という提案が届いた。

すし店の返答に非難殺到

そこで、店を訪れた翌日、店のグーグルレビューサイトにこの件について、すしの写真とともに書き込んだ。この口コミ対し、店側は「当店でこのような料理はありえません。いたずらではないかと考えられます。(中略)旅行をどうか楽しんでください」と返信した。

この返信は、一連の動きを見守っていた人たちに「店側は投稿者の自作自演だと思っているのではないか」と受け止められたのである。ネットにはたちまち批判が殺到。

「飲食店を営む資格がない」「さすがにやりすぎ」「差別だ」といった批判の声が寄せられた。ネット上ではこのすし店のホームページアドレスが共有され、レビューサイトに抗議する書き込みや低評価をつける動きが広がった。

さらに、韓国日報(日本のすし店のわさびテロにクチコミで報復、1月8日)によると、レビューサイトに掲載された店側の書き込みは2万回以上閲覧され(1月8日の11時現在)、関心の高さがうかがえる。

韓国のメディアもこのやりとりに注目。韓国経済新聞は「嫌韓、意図的?増える日本旅行、再びわさびテロ」(1月8日)という見出しの記事を掲載、一連の動きを詳細に紹介し、日本を訪れる韓国人が増加している中でわさびテロが起きたと報じた。記事の本文では言及しなかったものの、見出しを通じて、嫌韓が原因ではないかという見方を示したと思われる。

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