ロイヤルホストが50年超も熱く支持され続ける訳 懐かしく+楽しめる、「パンケーキ」も話題に
「ロイヤルホスト」や「天丼てんや」を運営するロイヤルフードサービスの生田直己社長はこう話す。グループ店舗の店長経験も長かった生田氏は、現在、ロイヤルHD執行役員(外食事業担当)も兼任、同グループ外食事業全般の責任を担う。
年末年始に、特に人気だったメニュー(ベスト5)は次のとおりだという。
(2) 黒×黒ハンバーグ
(3) パンケーキ
(4) アンガスサーロインステーキピラフ
(5) シーフードドリア
「セットメニューでお選びいただくことが多い『オニオングラタンスープ』は看板メニューのひとつで、単品でもご注文されます。また、『黒×黒ハンバーグ』は、『ロイヤルらしいメニューを開発しよう』と、当時の開発スタッフが試行錯誤して2009年9月から販売を開始した商品です。国産黒毛和牛75%:国産黒豚25%の黄金比率でつくっています」(生田氏)
1位は、通称「オニグラ」と呼ばれ、コロナ前の2019年比でも1.5倍以上(1店舗当たり1日平均出品数)を記録するほど好調だという。3位に入った「パンケーキ」は後述するが、いずれも長年親しまれているメニューで、ロイホらしい商品だ。
ステーキやハンバーグ…、消費者は定番を支持
現在、「洋食小皿&厚切りステーキ第5弾」となる創業50周年記念のファイナルフェアが開催中だ。お客さんの反響とブランドの狙いを聞いてみた。
「洋食中心のレストランなので、やはりステーキをはじめハンバーグやオムライスといった定番メニューが人気です。半世紀以上運営する中で、メニューとデザインは創業者の江頭匡一(えがしら・きょういち)の思いを踏まえています」(生田氏)
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