身近な病気で失明も意外と侮れない「目の不調」 失明の原因は「緑内障」が4分の1とトップだ

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これらのどこに不調が起きても視力に異常があらわれます。さらに、脳や心臓が頭蓋骨や肋骨で厳重に守られているのに対し、目はとても大切な臓器なのにむき出しです。外傷など外からの障害を受けやすいので、注意深く守らなければなりません。

POINT! 目は唯一むき出しの大切な臓器。つねに危険にさらされている

失明の原因は緑内障が4分の1とトップ

目が見えている人は、自分がある日、失明するなどとは考えてもいないでしょう。病気や事故で視力を失った人を気の毒には思っても、自分には起こるはずもないことだと考えているのではないでしょうか?

しかし、失明の危険性はだれにでもあります。しかも、緑内障、白内障、網膜剝離などの身近な目の病気が原因です。下記に日本で失明により身体障害者認定を受けている人の、失明の原因の順位を紹介しました。

(出所)『視力を失わないために今すぐできること』

どれも「年をとったらしかたがない……」と思うような、よく知られている目の病気ではないでしょうか? 逆に言えば正しい治療を受ければ失明しないですむということです。

目の不調を見のがさず、早く適切な治療を受ければ、目の寿命は延ばせます。自分の見え方に関心をもち、何かあれば、できるだけ早く信頼できる眼科外科医を受診しましょう。

POINT! 糖尿病性網膜症も甘く見てはいけない。白内障で失明することもある!
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