「食欲不振」胃が弱い日本人が知るべき1つのツボ 年々食べられなくなってきている人は要注意
つい年末年始に食べすぎた、飲みすぎたせいで実は胃がつらいという人も増えるシーズン。
実は、胃の不調が一時的なもの、原因に心当たりがあるならまだよいほうで、慢性的な胃の不調に悩んでいる日本人は実は4人に1人以上と言われています。「胃腸が弱い」「下痢や軟便で悩んでいる」「食欲が落ちた」「胃薬が手放せない」と悩みはさまざま。胃は腸に比べ、なぜか注目度が低い臓器ですが、胃こそが健康の「一丁目一番地」。胃の「だるい」「不快」「痛い」、食欲不振や胃のムカつきを改善してくれる特効ツボをご紹介します。
どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」で多くの著名人から評判を得ている寺林陽介さんの著作『死ぬまで楽しく食事をしたけりゃ胃をもみなさい』(内野勝行監修)より一部抜粋、再編集のうえ、ご紹介します。
「胃の不調」は自律神経の乱れが原因
「最近、食欲がなくなり、お腹がすく感覚がない」
「食べるとすぐにお腹いっぱいになってしまい、たくさん食べられない」
「胃もたれがひどくて、常に不快感がある」
みなさんの中に、こうした症状を抱えている人はいませんか?
好きなもの、おいしいものを満足いくまで食べること。
それは人間にとって、もっとも大きな喜びであり、幸せなことの1つです。
しかし、胃のだるさ、痛み、不快感、膨満感などを抱え、食事を楽しめなくなっている人、食べることがストレスになっている人は少なくありません。
胃もたれ、胃の痛み、食欲不振、ムカつき、吐き気、さらにはお通じの悪さといった、胃をはじめとする消化器のさまざまな不調の原因としては、加齢による筋力の衰え、ストレスや睡眠不足、偏った食生活、お酒の飲みすぎなどによる自律神経のバランスの乱れなどが大きく影響します。
本稿では筆者が胃の調子が悪い方へ施術する「胃マッサージ」の中から「中脘のマッサージ」と自律神経を整えるツボのマッサージを紹介します。
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