デト11・12は横浜市神奈川区の新町検車区に所属していて、不定期回送列車で出番は少ないが資材の運搬に神奈川新町―久里浜工場間を走る場面を見ることがある。
一方、デト15・16は久里浜工場隣接の車両管理区、デト17・18は新町検車区にあって異常時に駆け付ける救援車なので、事故復旧訓練以外で見る機会はないに越したことはない。「救援機材」と表示された荷台のコンテナには、ジャッキをはじめ脱線車両を線路に戻す際に使う器具などが収められている。横浜市金沢区の金沢検車区にはデトでなく救援用の軌陸トラックが配備されている。
京急電鉄の広報担当者によると、デト11・12は導入当初、軌道工事の砕石運搬車としても使用された。「デト15・16とデト17・18はそれぞれデチ15・16とデチ17・18として定尺レールや枕木などを運搬する目的で、ホイストクレーンがついた車両として誕生しました。そのためデト11・12より荷台が広くなっています」という。
いずれも廃車となった旧1000形車両が活用された。その後、デチはレールや枕木を運搬する専用車両が入ったことで使用用途を変更、デトに改造されたという。救援車としては、かつてはクト1とクト2という700形や旧1000形に連結して走行する動力を持たない車両も存在した。
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