日本人は中国人を動員する2法の怖さを知らない 国内だけでなく世界中にいる中国籍の人にも適用
橋下氏:全額国費でもか。
岡田氏:全額国費でも構わない。
橋下氏:国葬でなければ、「日本政府葬」の名称でもいいのか。
岡田氏:内閣葬ということが明確になってるのなら(いい)。
非核三原則の「持ち込ませず」について
梅津弥英子キャスター(フジテレビアナウンサー): 「持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則の内の「持ち込ませず」について、2010年の国会答弁で、当時外相だった岡田氏が「非核三原則を堅持する」とした上で、「核搭載の米艦船の一時寄港を認めないと、日本の安全が守れない事態が発生したとすれば、その時の政権が命運を懸けて決断する」との見解を示した。
橋下氏:非核三原則は閣議決定だから、内閣の判断で変えられる。非核三原則を変えるために、国民への説明は必要だが、国会の承認は必要なのか。
岡田氏:承認が必要かどうかは何も決まっていない。ただ、国是として国会決議を何回もやっているわけだから、それに明らかに反したことをするということになれば、政府としては当然国会に対する説明責任を負う。
橋下氏:論理に整合性がない。(安倍元首相国葬の)儀式については「国会の議決が必要だ、必要だ」と言うのに、より重要な非核三原則については国会の議決のことを言わない。そういうところで「論理がおかしい」と取られてしまう。
岡田氏:現実に、米国がどうしても寄港しなければいけないと言った時に、国会に議決を求める暇があるか。
橋下氏:僕も議決は要らないという立場だ。なんでもかんでも国会の議決が必要だということではない。
岡田氏:それはもちろんそうだ。
松山俊行キャスター(フジテレビ政治部長・解説委員): それはその時の政権の判断でいいということか。
岡田氏:いや、いいのではない。それは当然、国民に対しても国会に対しても責任を負う内閣としての重大な決断だ。説明を求められるし、それが納得されなければ内閣として責任を取るしかない。それほど重要な問題だということだ。
橋下氏:岡田氏の答弁は正しいし、国会の議決も要らないと思う。岡田氏がここで一歩踏み出したのだから、次は政権与党として非核三原則を改めて(非核)2.5(原則)にするかどうかだ。「持ち込ませず」は、「持ち込ませる」とはっきり言うかどうか。岸田首相は広島出身でもあり、「(三原則を)変えない」と言っているが、きょう(25日)も北朝鮮がミサイルを打ってきた。中国も打ってくる。米国の核の傘に我々は守られているのだから、米国の核が日本に入ってくることを禁じるなんてことは論理的整合性が取れない。