世界に通用する人材育成を目指すスポーツマネジメント講座が人気

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世界に通用する人材育成を目指すスポーツマネジメント講座が人気

「スポーツビジネスは体育学ではなく経営学」--。当たり前の発想から生まれたスポーツマネジメント講座が注目を集めている。
(週刊東洋経済2月9日号より)

 昨年4月、多摩大学の経営学修士号(MBA)向け講座として開講すると、希望者が殺到した。

 同講座は財団法人東京大学運動会が、スポーツビジネス界の人材育成講座として2003年に開始。より経営学的なアプローチを追求するために、多摩大へ講義の場を移した。講師陣にはサッカーの旧トヨタカップを日本に招致した際、中心的役割を果たした元電通マンの広瀬一郎氏のほか、弁護士や公認会計士など。選手の契約から版権ビジネス、マーケティングなどを教える。受講生には業界への就職を目指す学生や社会人に交じり、プロ野球球団などの現役職員も。

 日本にはスポーツビジネスのエキスパートが少ない。ただ、04年のプロ野球再編で、チーム運営などに対する関心が高まった。こうした中、スポーツ学科や学部を新設する大学も出てきたが、ほとんどが体育学の延長で、「経営サイドからスポーツを教えられる人がいなかった」(広瀬氏)。ビジネス感覚のある人材とスポーツチームの橋渡し役になりたいとする広瀬氏。東大運動会時代の受講生からは、千葉ロッテマリーンズ復活の立役者となった荒木重雄氏なども誕生。今後も目が離せない。
(週刊東洋経済:倉沢美左記者)

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