すごいベンチャー100 2022年最新版。「生活」部門には「EC・小売り」3社、「外食」5社、「食品・農業」5社、「くらし」3社、「教育・学習」2社、「エンタメ」7社を紹介する。
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9月12日発売の『週刊東洋経済』9月17日ー24日号では、「すごいベンチャー100 2022年最新版」を特集。注目のベンチャー100社の総力取材記事に加え、ベンチャー市場の最新トピックスも網羅する。
本特集では毎年、資金調達額の大きさや事業・技術の独自性などを基準に、有望なベンチャー100社を選定。2020年の発売号からは全社を取材し、各社の事業モデルや特徴について分析している。
過去に取材・掲載した企業は原則除外しており、新しい顔ぶれの100社だ(全社リストはこちら)。
取り尽くされていない「新分野」とは
「生活」部門では「EC・小売り」3社、「外食」5社、「食品・農業」5社、「くらし」3社、「教育・学習」2社、「エンタメ」7社を紹介する。
ディー・エヌ・エー、グリー、LINE、メルカリ――。2000~2010年代にはスマホゲームやコミュニケーション、ECなど、消費者向けサービスで急成長するベンチャーが相次いだ。
現在もこの領域から多くの新興勢力が生まれてはいるが、取り尽くされていない新分野を開拓する難易度は上がる一方だ。ベンチャー市場で目立つ存在も、SaaS(software as a Service)などの法人向けサービスを手がける企業やAI(人工知能)などの技術開発系企業に取って代わられた感がある。
そんな中で現れた注目株が、VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR(エニーカラー)だ。ライブ配信やイベント運営、グッズ販売を収益源としている。2022年6月に東証グロース市場に上場し、公開価格の3倍超で初値を付け話題を呼んだ。現在も時価総額は2200億円前後で推移し、エイベックスやUUUMと比べてもはるか上を行く。
今回のすごいベンチャーでも「エンタメ」領域で、Vチューバーをマネジメントする2社を選出している。そのほかにも、音声・動画コンテンツの配信者たる個人クリエーターの支援サービスが豊富だ。
当たり外れは大きいものの、熱狂的なファンがつけば、経営陣が想定した以上の爆発的スピードで拡大する。そんな”成長の非連続性”も生活向けサービスの面白い点だろう。次のメガベンチャーになりうる原石を「エンタメ」以外のカテゴリーでも探してみて欲しい。
すごいベンチャー 2022年最新版「生活」25社リスト
EC・小売り
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