激しい喉の痛み「コロナ」に感染した医師の体験記 いつも以上の疲労感、異変はダルさから始まった
新型コロナウイルスの感染は第7波を迎え、過去最高の感染者数となりました。そんな中、近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医師も7月前半に感染。大塚医師が自らの体験を語ります。
新型コロナウイルス自宅療養体験記
7月の前半、私は新型コロナウイルスに感染し自宅療養を行っていました。今回はその体験を記したいと思います。
感染前、学会や研究会の出張が続き、あちこちと日本中を飛び回る生活をしていました。移動時は必ずマスクを着用し、繁華街での飲食は避けるようにしていました。それでもコロナに感染してしまいました。
体の異変はダルさからはじまりました。
病院での勤務を終えた帰り道、いつも以上の疲労感を覚えたのが最初です。
「働きすぎかな?」
出張が多かったので倦怠(けんたい)感はそれくらいにしか思えませんでした。
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