自分の経験を語りがちな中年社員が見放される訳 ビジネス関連の勉強はしておいたほうがいい

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新たな知識を取り入れてアップデートをしないまま、自分の経験だけを話す上司に若手社員は辟易としてしまいます(写真:mits/PIXTA)
人事コンサルタントとして、1万人以上のビジネスパーソンの昇格面接や管理職研修を行い、300社以上の企業の評価・給与・育成などの人事全般に携わってきた西尾太氏による連載。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

50代のビジネスパーソンの皆さんに質問します。通勤時間は何をされていますか?

まさかゲームをしてないですよね……。

なぜこんな質問をしたのかといいますと、管理職研修をしていると、伝統的な会社でも上場企業でも新聞を読んでない人が多いのです。新聞、特に日経はビジネスパーソンにとって読んでいるのが当たり前のはずですが、読んでいない人がほとんど。

新聞やビジネス書を読むのは大切

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

ゲームを楽しむのもいいですが、私たちがやっているのはビジネスです。ビジネスをするためには、ビジネスの勉強が必要です。世の中は今どうなっているのか、他社はどんな動きをしているのか。それらを知らなければ、ビジネスはできません。

また、「ドラッカーを読んだことがありません」という管理職もとても多くいます。すべての著作を読む必要はないと思いますが、読めばマネジメントの考え方が広がります。ロジカルシンキングなども知っていると知らないのでは、大違いです。

新聞を読む。ビジネス書を読む。あるいは「ワールドビジネスサテライト」を見る。

こうした勉強は、やはり必要なのではないでしょうか?

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