4回目接種「対象者拡大」「間隔見直し」の重要論点 今秋以降のオミクロン対応ワクチンを待つべきか

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松山キャスター:4回目接種の対象年齢を下げることは現実的に可能か。

寺嶋氏:希望者には接種の機会を設けてもいいと思うが、効果がどのくらいあるのかはきちんと知らせる必要がある。4回目の上乗せの効果は、感染予防効果がプラス50%、その期間は10週間程度。それをきちんと伝えたうえで、打てますよ、というのは必要だ。

希望者も接種対象に拡充してほしい

新藤氏:そこは大事だ。対象は基礎疾患のある人というが、基礎疾患が何かの定義はない。22日に茨城県知事がとてもおもしろいことを呼びかけた。運動不足の人や喫煙者だとか、重症化リスクが心配な人は医師に相談してみたらどうか、と。誰でも病気になる可能性はあるわけだから、工夫をしたらいいのではないか、と。全員一斉にというわけにはいかない。60歳なら打てるのに59歳は打てない。打ちたい希望がある人には任意で打つ枠を広げていくのは必要だ。

橋下徹氏(番組コメンテーター、弁護士、元大阪府知事、元大阪市長):大阪では若者がワクチンを打たないということで、その分余っていると思う。これを例えば、4回目接種の対象を「50歳以上」に広げることは国のルールが出れば可能なのか。

(画像:FNNプライムオンライン)

吉村氏:可能だし、それはすごくありがたいことだ。僕もそれをやるべきだと思っている。打ちたくて打てない人はいて、我慢している人もたくさんいる。

橋下氏:いま年齢で縛られているからできないだけで、ワクチンもあるし、あとはルールが変われば対応できるということか。僕は4回目を打ちたいほうなのだが。

吉村氏:そうだ。それはできる。基礎疾患の定義はあるが、その中で「医師が認めた者」はOKになっている。医師が認めるのは非常に幅が広いから、だから医師に相談してという考え方はある。ワクチンは余る。ワクチン廃棄の問題も出てくる。60代から少しずつ対象年齢を下げていくという大方針を国が示してくれれば、あすからできる。

梅津キャスター:ここまで新藤さん、吉村さん、寺嶋さんにご出演いただいた。ありがとうございました。

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