「全国初めての猛暑日」5月に35℃を超えた理由 インドで50℃に迫る高温、国連が気温上昇に警鐘
今年の夏(6〜8月)は日本付近で偏西風が北偏する見込みで、日本は暑さが厳しくなりそうです。
まず、偏西風が北偏すると、太平洋高気圧が北に張り出しやすくなります。その上空のチベット高気圧も平年よりも北偏しそうです。このため、暖気が流れ込みやすくなるでしょう。
気象庁の3か月予報によると、6月は全国的に平年並みか高い、7月は北日本から西日本で平年並みか高い、8月は北日本と東日本で平年並みか高い見込みです。
昨年、10年ぶりに平年値が更新されて、「平年並み」の気温自体が上昇しました。それよりさらに気温が高い傾向ということで、熱中症には十分注意が必要です。
ひんやりグッズで熱中症対策を
熱中症対策として、まず思い浮かぶのはこまめな水分補給と適度な塩分補給。外ではこまめに休憩することも大切です。家の中など屋内では無理せずエアコンをつけましょう。室温28℃以下が目安といわれています。
直射日光を避けることも有効です。夏の場合、日向と日陰では5℃くらい違います。日陰を選んで歩いたり、帽子や日傘で直射日光を遮るような工夫をしましょう。風通しが良い服、汗を吸いやすい吸水性が良い服もおすすめです。
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