世界の半導体製造に貢献するディスコ--就活学生に贈るキラリと光るBtoB企業
説明会のあとに適性検査や面接を行うのは他社と同じだが、2次面接当日の面接前にキャリアディスカバリープログラム(CDP)が実施されている。CDPでは、学生が社内を自由に見て回り、興味のある部署の社員に自由にインタビューすることができる。インタビューには採用担当者が立ち会わないので、説明会では聞きづらいような質問をすることも可能だ。制限時間以内ならば、何人にインタビューしても構わない。喫煙所、更衣室などにも入っていける。
ディスコでは学生と企業のミスマッチを避けるためにCDPを実施しているという。
さらに3次面接後には、父母への会社説明会も実施している。BtoB企業であることから、同社をよく知らない父母が多いが、説明会によって父母も安心する。
大橋知広・人財部 採用チームリーダーは「12年4月入社として約50名の採用を予定しているが、優れた人材がいれば70人でも採用したい」と言う。
就職氷河期といわれるが、ディスコのように人材を求めている優良企業は存在する。就職難の原因の1つは、学生の企業研究が不足していることではないのか。就活生はもっとBtoB企業に目を向けるべきだろう。
(東洋経済HRオンライン編集長:田宮寛之)
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