世界の半導体製造に貢献するディスコ--就活学生に贈るキラリと光るＢｔｏＢ企業

本社ビル内には託児所があるが、現在利用は１名。しかし、その１名の子どものために保育士２名、栄養士１名が常駐している。４月には子どもが２名増加する予定だが、そのために保育士を１名増員するとのこと。

　保育園の数が足りず、子どもを預けたくても預けられないことが多いが、ディスコの従業員にはその心配がない。「家の近くの保育園が満員であっても、預ける場所が必ずあるというのは従業員にとって心強いことです」（小沼久美子・人財部 給与・厚生チームリーダー）。

研究者に働きやすい環境を整備

多くのメーカーでは、研究開発拠点を本社ビルと離れた郊外に置くことが多い。たとえば、関東ではつくば市に多くの研究開発拠点がある。

ところが、ディスコは大田区の本社ビルにＲ＆Ｄセンターも併設されているので、研究職の従業員でも都内勤務だ。しかも、エンジニアのデスクがある事務スペースが実験・開発用の装置が並ぶスペースと隣接している。何かひらめいた場合、即座に実験に取りかかることができるのだ。

こうした環境は研究開発職の従業員にはとても好評だという。理科系の学生にとっては、素晴らしい環境といえるのではないだろうか？

父母への会社説明会も実施

ディスコは、採用でもかなりきめ細かな対応をしている。

就職情報会社が主催する合同企業説明会に参加するだけでなく、各大学での学内説明会を積極的に開催している。特定の大学に偏らず、ほぼ全国で行い、女子大での回数も多い。