コロナ禍を経験した今年の新入社員が超優秀な訳 研修担当者へのアンケート調査で驚きの結果

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「大きく変わっているわけではありませんが、最近の学生はしっかり勉強していますし、冷静に自己分析をしています。年々着実にレベルアップしていることは間違いありません」(物流・採用&教育担当)

「能力的には、さほど変わっていません。ただ、会社で働くということについて、自分を見つめ、会社のことを調べ、しっかり就職という人生の重大イベントに向き合っている印象です。研修の受講態度も、『なんじゃこいつは』とこちらが呆れる新人は、激的に減っています」(研修講師M氏)

新人の参画姿勢を評価

そして、「優れている」とした回答者は、新人のコミュニケーション能力や参画姿勢などを絶賛していました。

「挨拶のような基本はもちろん、文章力・プレゼンテーション力など全般的に優れています。とくに、オンラインでのコミュニケーションは先輩社員よりもはるかに上ですね。正直、私にこっそり教えてほしいくらいです」(サービス・採用&教育担当)

「今年の新人はコロナ禍で学生時代を孤独に過ごしたので、集団行動に問題があるかなと懸念していましたが、まったくの杞憂でした。新人研修でのグループ単位のプレゼンテーションでは、メンバー同士が円滑にコミュニケーションを取って、熱心に取り組んでいました。アウトプットの出来も過去最高で、ちょっとビックリしました」(素材・採用&教育担当)

「例年、どんな会社にも斜に構えた態度で新人研修を受講している新人が1~2割いるのですが、今年はほとんどいませんでした。楽しそうに笑顔で受講している姿が印象的でした。学生時代に人との交わりが制限されたので、研修で同世代の人と触れ合うことが新鮮なんでしょうかね」(研修講師S氏)

サンプル数が限られるものの、考える力・コミュニケーション能力といった能力、さらに意欲・態度など、今年の新人は例年より優れていることが伺えました。

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