米セントルイス連銀総裁が0.75%の利上げに言及 金利は早急に中立水準3.5%に戻すことが望ましい

拡大
縮小

「迅速に中立水準に達することが望ましい」

ブラード総裁はさらに、FOMCの第一目標は早く中立金利に到達することだと指摘。「迅速に中立水準に達することが望ましい。早ければ7-9月(第3四半期)に中立水準を上回る水準とし、その時点でインフレに下押し圧力を強めたいとさえ私は言ってきた」と付け加えた。

一方で、リセッション(景気後退)についての議論は時期尚早だとし、現時点で当局は1回しか利上げしていないと述べた。米経済は2022年と23年に長期トレンドを上回る健全なペースで成長すると予想し、失業率は3%を下回るとの見通しを示した。

原題:Fed’s Bullard Says 75 Basis-Point Hike Could Be Option If Needed(抜粋)

(総裁発言を追加して更新します)

More stories like this are available on bloomberg.com

著者:Steve Matthews

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT