円が20年ぶりに安値更新、一時126円台に突入 日米金利差の拡大や貿易赤字で円売り圧力増大

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円相場は対ドルで2002年以来、約20年ぶりの安値を更新した。日米金利差や日本の貿易収支悪化を背景に、円はアベノミクス導入後の2015年6月5日につけた最安値1ドル=125円86銭を下回った。

米10年国債利回りは12日に一時18年12月19日以来の2.8320%まで上昇するなど、日本銀行により上限が抑制されている日本国債利回りとの格差が鮮明。また、日本の貿易収支は原油など資源輸入の価格高騰を背景に赤字が続いており、日米金利差とともに円安基調の要因となっている。

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著者:酒井大輔

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