中国の李首相が経済成長に対するリスクに警鐘 先行きの懸念で1週間足らずのうちに警告3回

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中国の李克強首相が経済成長に対するリスクに警鐘を鳴らした。1週間足らずのうちに同じような警告を3回発し、先行きへの懸念が強まっていることを示唆している。新型コロナウイルスの感染拡大阻止を図るロックダウン(都市封鎖)が生産や支出を混乱させている。

李首相は11日のセミナーで、地方当局に対し政策遂行において「切迫感」を強めるべきだと指摘し、景気支援の必要性に応じてより強力な経済政策を検討・採用すると述べた。成長支援策の前倒し・加速を呼び掛け、減税・料金引き下げや特別債の発行・活用、雇用維持奨励策に触れた。

野村ホールディングスのエコノミストらは中国でリセッション(景気後退)のリスクが高まっているとみている。45都市で約3億7300万人が現在、全面的もしくは部分的なロックダウンの対象となっており、これらの地域は国内総生産(GDP)の40%を占めるとの推計を示した。

上海住民、大半がなおロックダウン下に-緩和措置発表も少ない対象者

野村の中国担当チーフエコノミスト、陸挺氏らは11日のリポートで、「ロシアがウクライナで始めた戦争と米連邦準備制度の利上げに引き続き大きな注目が集まっているため、世界市場が依然として中国ロックダウンの影響を過小評価している可能性がある」と分析。中央政府はコロナ封じ込めを最優先課題の1つとしており、中国共産党大会を年内に控え、地方当局には厳格なコロナ対策を堅持する動機があるとの見方を示した。

新型コロナウイルスの感染拡大阻止を図るロックダウンが生産や支出を混乱させているMarkets: Asia

 

原題:China’s Li Issues Third Growth Warning as Covid Takes Toll (1) (抜粋)

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著者:Bloomberg News

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