11位のアーバン・アウトフィッターズは、レディースカジュアルブランドの「Free People」(フリーピープル)を展開する。2013年にアジア初の旗艦店が原宿にオープンした。
12位のアンダー・アーマーは、高機能スポーツ用インナーのメーカーだ。スポーツ選手などがよく着ている、体にぴったりとフィットする「コンプレッションシャツ」を開発した企業として知られる。「ヒート・ギア」と言ったほうが、通りがいいかもしれない。UVカット率が非常に高いことから、海水浴場でもよく見かけるようになった。
13位のエクスプレスは、ヤングカジュアルブランド「EXPRESS」(エクスプレス)を展開する。元々は、ランキング4位のエル・ブランドが設立したブランドだったが、2007年に投資会社に売却された。その後、投資会社から株を買戻し、2010年5月にニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場を果たした。
14位のルルレモン・アスレティカは、カナダ発のファッションブランドだ。ヨガ、ランニング、フィットネス関連のウエアおよびその関連アクセサリを販売する。特に日本ではヨガがブームになってから、同ブランドのヨガウエアが大人気だ。2008年に日本からは撤退したため、現在は国内に店舗はないが、ハワイを訪れた際にアラモワナ・ショッピングセンターなどで買い求める日本人観光客も多いようだ。
ムートンブーツのブームの火付け役はこの会社
日本でも人気のアグ・ブーツ。展開しているのは15位のデッカーズ・アウトドアだ。ブランド名は「UGG Australia」(アグ・オーストラリア)。日本でムートンブーツブームの火付け役となったブランドでもある。
ムートンブーツとは、羊の毛皮で作られたブーツのことで、シープスキンブーツとも言う。「米国会社四季報」の制作で初めて知ったが、「アグ・ブーツ」はブランド名ではなく、ムートンブーツを示す一般名称のようだ。形が不恰好だったため当初、「Ugly Boots」(不恰好なブーツ)と呼ばれていたものが「UGGブーツ」に変わっていった。また、「Australia」という名称が入っているため、オーストラリアのブランドと思われがちだが、米国のブランドである。「アグ・ブーツ」を引っさげてオーストラリアからやってきた創業者が、南カリフォルニアでこのブランドを立ち上げた。
最後の16位、ケイト・スペードは日本での人気が高いブランドだ。「kate spade new york」(ケイト・スペード ニューヨーク)、「KATE SPADE SATURDAY」(ケイト・スペード サタデー)、メンズラインの「JACK SPADE」(ジャック・スペード)といったカジュアルブランドを展開する。iPhone等に装着するガジェットケースを他のハイブランドに先駆けいち早く展開したため、一時期は日本でも同ブランドのケースをiPhoneに付けている女性が多くいた。2013年3月には、「ケイト・スペード サタデー」の世界1号店が原宿にオープンしている。
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