有料会員限定

「新しいステージへ行くとき、誰にもどん底がある」 私のキャリアチェンジ|弁護士 菊間千乃

✎ 1〜 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

ライフシフト実践のコツとは。キャリアチェンジに挑んだ2人に聞いた。

きくま・ゆきの 1972年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、アナウンサー職でフジテレビ入社。大宮法科大学院大学修了後、2010年司法試験に合格。11年弁護士登録。19年早大大学院法学研究科・先端法学専攻修了。著書に『私が弁護士になるまで』。(撮影:梅谷秀司)

特集「ライフシフト超入門」の他の記事を読む

司法試験に挑戦するためにロースクールに入学したのは、32歳のとき。アナウンサーの仕事が最も充実していた時期でした。

仕事が順調なときほど、「この状態が長く続くはずはない。今のうちから、次の一手を打たなければ」と考えるタイプです。とくに女性アナウンサーは、入れ替わりが激しい世界。今後も生き残っていくには、何か武器を持つ必要があると考えました。それが私にとっては弁護士資格でした。法律の知識を備えていれば、報道番組や情報番組に携わる際に、ほかのアナウンサーとは違う存在価値を発揮できるのではと考えたのです。

関連記事
トピックボードAD