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図解でわかる『ライフシフト』 ロールモデルがない時代、大きく広がる人生の可能性

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20代で就職し 60代で引退という従来モデルは通用しない。

(hellohello / PIXTA)

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人が100年を生きるのはもはや珍しくなくなった。人生が長くなると、個人や社会にどんな変化が起きるのか。働き方や学び方はどう変わるのか。その未来像を大胆に、かつ説得力のある内容で提示したのが、『ライフシフト』の「1」と「2」だ。

「1」の邦訳は2016年に刊行され、42万部を超すベストセラーに。「2」の邦訳は昨年10月に出され、こちらは14万部に達している。このページではイラストやグラフなどと共に、そのエッセンスを紹介していこう。

人生はマルチステージ化

21世紀を生きる私たちは、長寿化の進行により、100年ライフを過ごすこととなる。これまでは、「教育」「仕事」「引退」という人生のステージを順に送るのが当たり前だったが、これからは3つのステージが時に入れ替わり、仕事も途中で変わるのが一般的になると、本書は指摘する。

従来は、同世代が同じ教育を受け、20代前半で教育のステージを終え、60歳前後まで働き、その後は引退生活を送っていた。ところがマルチステージの人生では、40歳で教育のステージに立つ人もいるだろうし、50代で新たな仕事に就く人もいるかもしれない。

マルチステージを生き抜くためにお金や土地といった有形資産はもちろん大事だが、それだけでなく3つに分類できる「無形資産」が極めて重要になると本書は述べている。

その3つの無形資産とは、

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