HISグループで「GoTo不正」、観光業界に広がる不信 もうひとつの不正受給問題も浮上したばかり

印刷
A
A
HIS子会社で浮上した不正受給問題。回復の兆しが見え始めた業界に水を差す形になってしまった(編集部撮影)

特集「観光業の暗中模索」の他の記事を読む

ごくまれな事例か、それとも氷山の一角なのか――。ようやく復活の兆しが見え始めた旅行業界で、不正受給問題が浮上した。

旅行会社大手エイチ・アイ・エス(HIS)は12月13日に予定していた2021年10月期本決算の発表を延期した。国内の2子会社で宿泊の実態がなく、GoToトラベル事業の受給対象とならない取引が存在したと発表しており、この調査のためだ。1万8000泊以上の補助金の不正受給があったことが各社の報道で指摘されている。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
「からあげ」業界、激烈なブームの「賞味期限」
「からあげ」業界、激烈なブームの「賞味期限」
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
観光業の暗中模索
Go Toで観光業界は本当に救われたのか
データ/地域や業態で色濃い格差
GoToから置き去り「街の旅行会社」の切実な訴え
クーポンが余る異常事態、JTBは6500人削減
ビジネスホテル「住宅化」も辞さぬ大胆な生存策
出張と訪日のお得意様が激減、食いぶちを模索
ABホテル、業界人も目を疑う「黒字死守」の神髄
平時は利益率20%超、愛知の隠れた優良企業
GoTo消えたリゾートホテルに「春が来ない」悲哀
逆風下でも客層拡大、模索する自力の生き残り
近畿日本ツーリストが「1300人削減」の切迫事態
債務超過に転落、7000人の人員は1/3削減へ
名門ホテルが経営危機に直面「切迫財務」の全内幕
資金調達に315人リストラも、藤田観光の奔走劇
「椿山荘は売らない」藤田観光社長が覚悟する茨道
GoToトラベルは劇薬、慣れてしまうと本末転倒
名門・椿山荘が「結婚式の安売り」を猛省した理由
藤田観光がビジネスホテル、箱根とともに改革
HISグループで「GoTo不正」、観光業界に広がる不信
もうひとつの不正受給問題も浮上したばかり
HISグループ「GoTo不正」、観光庁怒りの厳重注意
調査終了許さず、刑事告訴も視野に全容解明へ
相次ぐ「GoTo不正」で浮き彫りとなった深すぎる闇
ネット旅行社で浮上、HIS事件との共通点も散見
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内