HISグループで「GoTo不正」、観光業界に広がる不信 もうひとつの不正受給問題も浮上したばかり

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HIS子会社で浮上した不正受給問題。回復の兆しが見え始めた業界に水を差す形になってしまった(編集部撮影)

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ごくまれな事例か、それとも氷山の一角なのか――。ようやく復活の兆しが見え始めた旅行業界で、不正受給問題が浮上した。

旅行会社大手エイチ・アイ・エス(HIS)は12月13日に予定していた2021年10月期本決算の発表を延期した。国内の2子会社で宿泊の実態がなく、GoToトラベル事業の受給対象とならない取引が存在したと発表しており、この調査のためだ。1万8000泊以上の補助金の不正受給があったことが各社の報道で指摘されている。

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