有料会員限定

買うタイミングの見分け方 株価のクセで儲ける4|株価チャートでわかる

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小

投資家たちの考えが集約された株価チャートで買いサインを見つける。

(metamorworks / PIXTA)

特集「株の道場」の他の記事を読む

底値を示す形を知ろう

株価チャートは相場の上げ下げのうねりの中で、買い場や売り場を判断するうえでの重要な手がかり材料となる。ここではローソク足、出来高、チャートパターン(形)、移動平均線の4つの切り口で「買いサイン」の見分け方を解説する。

ローソク足は一定の期間(分・日・週・月など)における始値(はじめね)・高値・安値・終値(おわりね)(4本値)を1本の足形で表している。始値より終値が高いローソク足は強気を示す「陽線」といい、反対に始値より終値が低いローソク足は弱気を示す「陰線」という。

始値から終値までを実体と呼び、実体が長いほど勢いが強い。とくに、実体がそれまでの平均と比べて長い陽線を「大陽線」という。過去平均のおよそ2倍以上あれば大陽線と考えてよい。もっと実体が長く、強気度が大きいのが「長大陽線」である。相場が転換する分岐点になることが多い。

実体の上に伸びた線を「上ヒゲ」、実体の下に伸びた線を「下ヒゲ」と呼ぶ。上ヒゲの頂点はその期間の高値、下ヒゲの頂点はその期間の安値だ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
株の道場
多くの個人投資家の悩みどころ
株価チャートで買いサインを見つける
株価のクセで儲ける4|株価チャートでわかる
株価のクセで儲ける3|業績を上方修正しがち
株価のクセで儲ける2|過去の法則を活用
株価のクセで儲ける1
株式市場で話題の10大テーマ
四季報LOVERが教える
9月・10月のオススメ優待
東証の新市場基準に向けて必死
四季報ランキング7
四季報ランキング6
四季報ランキング5
四季報ランキング4
四季報ランキング3
四季報ランキング2
四季報ランキング1
「秋号」こそが宝庫
「勝ち組」投資家に聞く
高値追いの米国株に劣る構造問題
強気派に聞くこれからの株価|SMBC日興証券 圷 正嗣
慎重派に聞くこれからの株価|智剣・Oskarグループ 大川智宏
株の道場
サプライズと配当成長株で勝つ
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内