株の売り時の判断は難しい。5つの方法を紹介するが、自分なりのルールが大切だ。
ルールを決める
「売った後、株価が上がって悔しい思いをした」「売るタイミングを逃して、損を抱えたまま塩漬けになっている」
こうした悩みを個人投資家から聞くことが多い。株はどういうタイミングで売るといいのか、その判断方法を教えよう。
まず、株価が下がっているとき。株価は上がるときはゆっくりだが下がるときは一気に下落し、損失が膨大になることがある。そうなるとなかなか売れない。人は100円の儲けよりも10円の損を強く感じるもの。損の確定はできるだけ避けたいというのが人情だ。
余裕資金で投資しており、何年、何十年も損のまま持ち続ける強さをお持ちの人は売らなくてもいい。だが、大きな含み損を何年も抱え続けるのは精神的にしんどい。大事なのは「損切りルール」を決めておくことだ。例えば2割下がったらとにかく売るといったルールだ。割合に根拠はない。大きな損を抱えたくないのであれば1~2割が目安になるだろうか。銘柄によって割合を変えてもいい。株主優待が目的であれば3割下がったときだけ売る、など。
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