家族全員で楽しめる
「コロナ禍をきっかけに株主優待目的の株式投資を増やした」と語るのは、ブログ「ペンギンの株主優待ブログ」を運営しているペンギン(ハンドルネーム)さんだ。株式投資歴は17年ほど。コロナ禍前は米国株に半分、日本のIT株に半分ぐらいの投資配分だった。それが今では、守りを固める意識を強め、米国株を3割、株主優待目的の株を3割、日本のIT株を4割ぐらいにしている。
優待目的にしてよかったのは、「家族全員で優待品の到着を楽しめるようになったこと」。最近のヒットは下写真、ペンギンのぬいぐるみだ。幼い子どもが大喜び。オリックスのカタログギフトで選んだ一品だ。
家族にあまり話せなかった投資も、優待目的であれば話せるという。ペンギン夫人も株式投資への興味を持つようになり、「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」での投資を始めた。
義父からも感謝されているようだ。アサヒグループホールディングスの優待品は、株主限定のプレミアムビール。普段は買えない特別なビールがもらえる。もともとアサヒビールファンだった義父に贈ったところ、ものすごく喜ばれた。日清食品ホールディングスの優待品の大量のカップラーメンもコロナ禍での巣ごもりに役立った。
とはいえ優待投資にも注意点はあるという。ガス工事の美樹工業から届いた優待品は大量のもやし系野菜。手軽に調理でき、おいしいというよさはあるものの、賞味期限までが短く、食べきるのが大変だった。エステーの優待品の自社商品も、自分の家では使わないものが多かった。
優待が突然廃止されるリスクにも直面した。わかってきたのは、クオカードなど自社商品ではない優待をしている会社は廃止が多いということ。逆にいえば自社商品の優待をしているところが廃止することはあまりない。
この記事は有料会員限定です
残り 654文字
