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苦肉の策で増配や自己株買い? 東証の新市場基準に向けて必死

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(enjoysphoto / PIXTA)

「当社はプライム市場の基準を満たしていない旨の通知を受けました。連結配当性向30%を目安とした株主還元を継続的に実施してまいります」

このようなリリースを発表したのは自動車用ゴム製品大手のフコクだ(下表5行目)。

東京証券取引所の市場が来年4月に再編される。プライム、スタンダード、グロースの3つになり、各市場にこれまでとは異なる上場基準が設けられる。その適合状況が今、上場各社へ通知され、基準を満たしていない企業の発表が相次いでいる。

だが、満たしていなくても改善に向けた計画書を今年12月30日までに開示すれば、当面の間、プライムなどの目標市場に上場できる。そこで多くの企業が改善への取り組みを始めている。届いていない基準は、大半が時価総額に関連するもの。つまり改善とは、時価総額の引き上げ、端的にいうと株価を上げることだ。

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