お正月太りが抜けないときのコンビニ飯は? 七草粥でデトックス!炭水化物は「冷ます」?

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コンビニ各社は定番の七草粥から、七草蕎麦、七草うどん、そしてお餅が入っているものなど、工夫を凝らした商品をたくさんそろえています。1月7日中、特に朝食にいただくのがいいとされています。

七草粥で胃腸を休めても、新年の挨拶周り、新年会と、まだまだビジネスパーソンの宴会シーズンは終わらないので、お正月太りが改善されない……と悩む方も多いでしょう。「夜の宴会に備えて、お昼は軽めに!」と選びがちなのが、温かいうどんや蕎麦、ラーメンあたりでしょうか。

炭水化物なら「冷めたもの」のほうがいい?

ただこれらの炭水化物を摂取すると、食後に血糖値が上がりやすく、インスリンという別名「肥満ホルモン」が体脂肪を増やしてしまうケースがあります。一方近年の研究で、冷たい炭水化物は温かい炭水化物よりも血糖値が上がりにくいことがわかりました。

一度加熱してから冷ました炭水化物には「レジスタントスターチ」という成分が発生します。この成分は、野菜や大豆製品に含まれる食物繊維と似た働きをすることがわかっており、胃や腸で分解されにくく、したがって血糖値も上がりにくいそうです。あまりに冷たいものだと寒くなってしまいますが、炭水化物は冷めたものをいただくと、お正月太りの改善になるかもしれません。

コンビニには「加熱必須」という製品もありますが、そういう場合は、加熱してから少し冷ましていただくといいでしょう。

〈みわ子流、お正月太りが気になる人のためのコンビニ飯!〉
・七草粥、蕎麦、うどん
・冷製パスタ
・ネバネバ蕎麦
・冷やしきつねうどん
・おにぎり
・手巻きずし
※パンも冷たい炭水化物ですが、糖分がたっぷり入っていることが多いので、お正月太り対策としては、避ける方がいいかもしれません。

 

レジスタントスターチは、電子レンジなどで再度加熱してしまうとなくなってしまうそうですが、冷めてくるとまた発生する不思議な成分。ビジネスパーソンにとって、エネルギーの源となる炭水化物は大切な栄養素です。お正月太り対策の一つとして、炭水化物は冷めたものをいただいてみてください。七草粥も冷ましてからいただくと、七種の薬草もプラスされてダイエット効果が増しそうですね。

丸田 みわ子 シニア野菜ソムリエ

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まるた みわこ / Maruta Miwako

美養食研究家/シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエの最高峰)
自身の体調不良により、健康でスリムで美肌になる 野菜や果物の効果をもっと追究したいと、野菜ソムリエの最高峰であるシニア野菜ソムリエを取得する。
「真の“美”体質」をテーマに、 カラダの中から"美"を養う料理を発信。
「美養食研究家」として、料理教室やセミナー、レシピ開発、 商品プロデュースなどを手掛けている。これまでに考えたレシピは400点、スムージーレシピ100点以上。

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