コロナ禍の保険営業の現場で、どんな勧誘が行われているのかを体当たり取材。
私は今年32歳になるフリーライター。編集プロダクションに所属する会社員でもある。定期的に保険ショップに行っては、保険のトレンドを探るのがライフワークだ。聞けば最近、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、保険の相談や見直しをする人が急増しているという。緊急事態宣言が解除されたタイミングで早速店舗へ行ってみた。
まず訪れたのは国内大手生命保険会社の店舗。同世代の女性保険コンサルタントが対応してくれた。
「現在のお仕事は? 月々の出費はどのくらいですか?」
次々と質問が飛んでくるが、肝心のコロナトークは始まりそうもない。話しているうちに話題が医療保険になった。そこで、新型コロナに感染すると治療費は公費で賄われるが、それに加えて保険金も下りるかを聞いてみた。
「もちろんコロナも病気に当てはまるので保障の対象です」
新しい病気が保険の対象になるまでには時間がかかりそうなイメージがあるが、「弊社は比較的早くにコロナも対象にすることが決まりました。この柔軟性は大手の強みですね」とのこと。
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