市場が広がる分野の資格を取得すれば、ビジネスやキャリア形成に生かせる機会が膨らむ。
公認心理師、キャリアコンサルタント、情報処理安全確保支援士……。これらはこの数年で新設された国家資格だ。公的資格(商工会議所などが検定試験を主催)や民間資格まで含めると、新しいものが続々と誕生している。
数ある資格の中で、これから需要が高まりそうなのはどれか。
保有資格630以上のマニアが厳選
- ビジネス統計スペシャリスト
- インバウンド実務主任者
- ドローン検定、IoT検定
データ分析、ドローン、資格は時代を映す鏡
行政書士や中小企業診断士など630以上の資格を持つ資格コンサルタントで、総合情報サイトAll Aboutの「資格」ガイドを務める鈴木秀明氏によると、最近は「ビジネス統計スペシャリスト」「インバウンド実務主任者」「ドローン検定」「IoT検定」などが注目を集めているという。「資格や検定は時代を映す鏡。社会的にニーズのあるものが登場しやすい」(鈴木氏)。
「ビジネス統計スペシャリスト」は、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)などIT関連の資格試験を実施・運営するオデッセイ コミュニケーションズによる民間資格で、2015年に登場した。データ分析の実践に重点を置き、マイクロソフトのエクセルによるビジネスデータ分析の技能と、分析結果を正確に理解し応用する能力を評価するものだ。
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