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キャリア・教育 #人生100年時代の稼ぐ力

100万人に1人の強みを生む次世代型キャリアのススメ パラレルキャリアの次に来るのは何か

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  • 長沼 博之 ソーシャル・デザイン代表理事
(Zenzen / PIXTA)

1950年代から本格化した日本の年功序列・終身雇用時代が曲がり角にさしかかっている。そして今、広がりつつあるのが、複数の仕事を複数の組織やコミュニティーで同時に進める「パラレルキャリア」である。

筆者はこれまで次世代の働き方を紹介するメディア運営などを通し、多くのパラレルキャリアの人々と接してきた。パラレルキャリアの利点は、好きなことを仕事にして、人材の希少価値を高められる点にあるといわれる。つまり「100人に1人」の能力を3つ掛け合わせれば、「100万人に1人」の希少人材になれるというのだ。しかし昨今、単に肩書だけが増え、結局何者かがわからないパラレルキャリア人材が散見される。「100人に1人」の能力を3つ持ち合わせていても、「100分の3」の人材にしかなれていないのだ。

ではどうすべきか。人生100年時代に個人の強みを十分発揮するキャリアとして可能性を感じるのが、複数の活動を掛け合わせ、確実に相乗効果を生む次世代型キャリアである。

具体的に紹介しよう。フリーランスとして活動する片山立さん(62)は今、かつて勤務していたパナソニック時代の知見を生かし、企業向けに技術コンサルティングをしている。個人や組織の変容のための理論を活用し、個人のキャリアや組織活性化の支援も手がける。また、プロボノ(スキルを生かした社会貢献活動)で不登校の子どもが主体的に学べるようオンラインでの学習支援も行う。

特徴的なのは、個人・組織の変容の知見をコンサルの仕事に生かしたり、子ども向けの読書会などで築いたワークショップ運営や異世代交流の経験を個人・組織活性化につなげたりと、複数の相乗効果を生んでいることだ。

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