副業を始める人たちが増える一方で、課題も浮上している。
笑いを取るメカニズム、お教えいたします──。インターネット上でスキルを売買する「ココナラ」には、500円でこんなサービスが売られている。販売するのは「いぬやまん」さん(51・仮名)。本業では医療機器メーカーでソフトウェア人材の育成をしており、副業で「笑い」を売るサービスを手がけている。
いぬやまんさんが副業を始めたのは2017年末のこと。自身の年齢が50歳に近づいたことがきっかけだった。「ソフトウェアの分野は移り変わりが激しい。だから人材育成の講義で、よく『10年先を見据えろ』と言っていた。自分が50歳目前となり、10年先は定年と考えたとき、会社を離れても働き続けるために動き出そうと考えた」(いぬやまんさん)。
もともとソフトウェア開発を手がけていたことから、当初はソフトウェア関連の相談を出品した。しかし想像以上に売れなかった。
「エンジニアが副業でソフトウェアをつくるのは普通すぎる。もっと違ったことをしよう」と考え、思いついたのが「笑い」だった。
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