人生100年時代に人々はどう働くべきか、稼ぐべきか。猛烈ハードワーカーでもある2人がこれからの稼ぎ方を伝授。生活の身近なところに「ビジネスのヒント」があるようだ。
成毛 さっき知ったんだけど、ホリエモンのポータルサイト「ホリエモンドットコム」のキャッチフレーズって「働くって楽しい。働くって素晴らしい」なんだね。確かに、人生100年時代といわれる今、いやいや働いていたら長くは続かないよね。かつては生活のために定年まではと割り切れたかもしれないけど、寿命が延びている今ではあまりにも長すぎる。そもそも会社は雇用を保障してくれないし。
堀江 経団連会長が、人生100年時代の今、1つの会社で働き続ける終身雇用は無理と公言する時代ですからね。
成毛 「これから、何を勉強すればいいですか」とよく聞かれるけど、やっぱりサイエンスとテクノロジーがいちばんいいよね。でも、それは本格的な先端医療とか航空宇宙なんかじゃなくてもいい。伊勢でクラフトビールを造っている友人は微生物マニア。そもそもビールは発酵製品だし、発酵は微生物の働きだからマニアには向いている。彼は昔ながらの醸造職人ではなく、微生物の研究者をバンバン採用して、先端の設備を使って酵母を培養している。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら