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生涯投資家vs生涯漫画家「せっせと貯め込んでいた私がバカでした」(笑) 異色対談|投資家 村上世彰×漫画家 西原理恵子

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(撮影:尾形文繁)

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6月15日に『生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話』という対談集を出版する漫画家の西原理恵子氏と投資家の村上世彰氏。50代で株式投資を始めた西原氏と、現在は自己資金のみを運用している村上氏(59)が、ギャンブルと投資の違い、お金を回すことの大事さについて改めて対談した。

──西原さんは昨年の秋、53歳のときに投資を始めたそうですね。

西原 はい。うちのおばあちゃん、いまだに「なんで株、買うたんか!」って怒ってます。「娘が株に手を染めた」って。会計業務をどうしてものぞくんですよ。私の会社の会計帳簿とか預金通帳を。

村上 おばあちゃんって誰? お母さん?

投資家 村上世彰(むらかみ・よしあき)1959年生まれ。83年東京大学卒業、旧通商産業省入省。99年から2006年までファンドを運営。現在は自己資金のみを運用。投資教育にも注力。(撮影:尾形文繁)

西原 うん。85歳で、ピンシャンしているので。「あんなもの買って!」っていう言い方ですね。「仕事で必要で、投資の本を書くんだから。しかもそれは『225』っていうやつだから先物じゃないの、寝かせられるヤツなの。10年、20年後の必要なときに使うためのお金だからね」って言ったら、「そんなはずはない」って。「また悪い虫が始まったろう、おまえは!」みたいな。(母親は娘のお金を)自分のお金だと思い込んでいるフシがやはりある。「自分の娘が稼いだものは私が管理してあげる」って思い込んでる。

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