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高成長持続のカギは人材力にあり »»PART2 変革を迫られる商社パーソン

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本誌が独自に分析!キャラを知れば社風がわかる

純利益1兆円への道を歩みだした総合商社大手。一段上の成長を実現するために重要となるのは、個々の商社パーソンたちの力だ。経営トップもその重要性を認識し人材力をより高めるため、人事評価システムを改めるなどの動きを取り始めている。

一口に商社といっても、社風は各社で大きく異なる。本誌の取材で蓄積した5大商社社員のプロフィールから、それぞれの会社に特有のキャラクターを再構成してみよう。「社員の士気」「風通しのよさ」「人事評価の適正感」の5段階評価も参考になる。こちらは、会員数250万人の口コミサイト「Vorkers」で、現役社員や退職者がつけたものを使用した。

(注)40歳モデル年収は東洋経済推計値。社員の士気、風通しのよさ、人事評価の適正感は、社員口コミサイト「Vorkers」上における5段階評価 (出所)Vorkersのデータ、取材などに基づき本誌作成(以下同)

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まずは社員の平均給与でも業界ナンバーワンの三菱商事。男性社員像はずばり「ソツがない優等生」だ。女性社員については「帰国子女が多く、華やかなバリキャリ」という印象。

同社は「官僚的」とのイメージも持たれている。就職者に占める東京大学出身者の数が他社より頭一つ抜けていることも影響しているのだろうか。「組織の三菱」といわれるように組織力には定評がある。ただ、口コミ評価では風通しのよさが5社中最も低い。

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