仕事のスキルでも趣味でも、何かを学ぶときには実践に勝るレッスンはない。特にテクノロジーは文系のビジネスパーソンにとって、積極的に実践の機会を求めていかなければ、理解不能なブラックボックスになってしまう。特集を締めくくる本稿は、特別なITスキルのない人が実践的かつ能動的にテックに親しむ三つの方法を紹介する。どれも今日から始められる手軽なものだ。
1. デジタルツールを買い替える
「テクノロジーはいつでも、ハードウエアが手元にある人が勝つ」。AI(人工知能)開発ベンチャー、UEIの清水亮社長にテックセンスを磨くコツを聞くと、そう即答した。清水氏は大学在学中にゲーム機向けOSの開発に携わり、プログラミング関連で著書も多数。だがカギは意外にもソフトではなくハード。しかも「周りが買わないような、ろくでもない製品がよい。そのほうが人に語れることがある」という。
とはいえ、デジタル基礎力の乏しい人にはまず、スマートフォンなど身近な端末を、最新機種に買い替えることを勧めたい。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら