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センサーや無人機… 知られざる「軍需企業」 国内外で日本企業の技術を応用

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防衛装備(兵器)の輸出を条件付きで可能とする防衛装備移転三原則が2014年に制定されてから3年。いくつかの商談が行われてきたが、今のところ輸出は実現していない。

一方で、日本企業の製造した民生品(非軍事の製品)は世界各国の軍や防衛産業で使用されている。日本企業が研究開発している中にも高い関心が寄せられているものがある。こうした技術を紹介しよう。

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(出所)筆者作成

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日本企業が開発・生産した民生品の中で、軍用として最も使用されているのが、トヨタ自動車や日産自動車などの4輪駆動車だ。

トヨタの「ランドクルーザー」の中で70系と呼ばれるタイプは、軍用車両としての評価が高く、日本で生産が終了した後も海外では生産が継続され、フランス陸軍など各国の軍隊で採用されている。

UAE(アラブ首長国連邦)、ヨルダンなどでは地元企業によって、トヨタのランドクルーザーや日産「パトロール」の車体を装甲化し、防弾ガラスを備えた要人輸送車両が開発・販売されている。政府や軍、民間企業に広く採用されている。

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