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僕たちがAIと幸せに暮らす方法 [INTERVIEW]落合陽一・筑波大学助教

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筑波大学助教・メディアアーティスト 落合陽一

ビジネスの世界で、人工知能(AI)はもうSFではなくなりつつある。トヨタ自動車やリクルートグループなど、日本の名だたる大企業が相次いで自前の人工知能研究所を設立している。産業構造はどう変わるのか。そして、人間はAIとどう共存すればいいのだろうか。日本の「AI論壇」をリードする若手研究者に聞いた。

おちあい・よういち●1987年生まれ。東大大学院修了。独特なメディアアートから「現代の魔法使い」とも。父はジャーナリストの落合信彦氏。(撮影:今井康一)

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──AIの登場で働き方はどう変わるのでしょうか?

AIとは結局、「今より強いスマホ」と考えればいい。それとエクセル。自動で請求書をまとめるエクセルを想像したときに、自分の仕事がなくなりそうだなと思う人。その仕事は危ない。

ホワイトカラーの仕事は大体AIに代替されていく。ただ、悲観的になる必要はないと思う。今、人間が頭を使って予定の調整などをしているけど、AIがそれに代わる。その結果、半分以上の人がコンピュータの指示に従って働くようになる。これは遠い未来の話ではなく、業務の性質によっては数年後だ。

『ポケモンGO』がわかりやすい。ポケモンを集めるために自動車で動き回る人々がいた。その人たちと、配車アプリ「ウーバー」の運転手がやっていることは同じだ。機械の指示で顧客をピックアップし、ポケモンの代わりに給料をもらう。だから、これからは、『ポケモンGO』を楽しむ感覚で働ける。その結果、コストが安くなり、かつ賃金も確保できる。社会設計としてそのほうが正しい。

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